©京都市醍醐いきいき市民活動センター

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観光がまちを変える!~異文化に出会う場所〜「京都月うさぎ」 スタッフ 森 瑛介さん


「京都月うさぎ」(以下、月うさぎ)は、昨年の12月に開業したゲストハウスです。地下鉄石田駅から徒歩1分、日野の法界寺に向かう“日野道”に面したところにあります。ベージュ色を基調とした2階建てのモダンな建物は、この界隈では際立っています。しかし、この建物はなぜか“ほっと”するような優しさを醸し出しており、全体として落ち着いた雰囲気を周囲に与えています。

客室は、1階に11室、2階に9室の合計20室(共有タイプと個室タイプ)があり、1階の奥には、2つの浴槽をもつ露天風呂と2階には、共有スペースとして広いダイニングキッチンがあります。これらの設備があるということが、月うさぎの大きな特徴となっています。現在、総勢4名の日本人スタッフが交代で宿泊客の応対を行い、ゲストハウスの運営を行っています。

スタッフの森さんは、今年の4月から月うさぎの運営責任者として、醍醐の石田に来られました。森さんは、「楽しいです!ゲストの皆さんとの交流ができています。」と笑顔で話します。

月うさぎの稼働率は、繁忙期(年末年始、桜の季節、紅葉の季節)は、70%を超えるとのことです。宿泊客の内訳は、外国人が7割で日本人が3割という比率だそうです。

ルールがあればこそ

月うさぎに宿泊をする際に受付で「施設案内とハウスルール」が、スタッフから宿泊客に手渡されます。そこには、月うさぎを利用するための注意事項や禁止事項が記載されており、ルールに違反した場合のペナルティーが具体的に列記されています。特に京都市のゴミの分別については、細かく記載されており、宿泊客は、月うさぎを利用するにあたってこのハウスルールを守ることが求められます。

森さんに、お客様へのルールの徹底度合いについて尋ねてみました。

「お客様には、いろいろな方がおられます。このルールはお客様のためにあると思っています。だから、妥協しません。スタッフとゲストはルールをお互いに守るという点では対等な関係です。ゲストに対しては、敬語は使いますが、徹底してほしいことは、はっきりと言います。時には、日本の常識と外国の常識は違うことがあります。日本の常識を押しつけてはいけないと思っています」

出会いの場、交流の場として

月うさぎは、大きなホテルとは違ったお客様とのコミュニケーションを大切にしています。月うさぎは、宿泊スペースのみの提供を行っており、一般のホテルや旅館と違って飲食の提供はありません。宿泊客については、基本は外食(近隣のレストランや食堂を利用する)になります。

しかし、2階には、宿泊客の共有スペースとして、広いダイニングキッチンがあります。キッチンには、冷蔵庫、IHクッキングヒーター、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー、食器類(カップ、皿、鍋)、まな板、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)など調理ができるあらゆる設備が備え付けられています。

したがって、宿泊客は近隣のスーパーやコンビニから、食材を購入して、調理をすることやインスタント食品、レトルト食品で簡単に食事をすますことも可能です。宿泊客がどのような食事の形態をとるのかについては、自由に選ぶことができるといったところが、月うさぎの1つの特徴になっています。

共有スペースには、テレビやファミコンがあり、また畳のあるスペースも用意されており、宿泊客がここで自由に交流を行っています。これまで、たこ焼きパーティーやチョコレートケーキづくりなどが行われたそうです。

清潔の正の連鎖が・・・

月うさぎを訪ねて真っ先に感じたのは「施設の中のどこを見ても、きれいである!」ということです。

森さんは次のように言っています。

「ふだんから、掃除をさぼりません。気がついたら、すぐにきれいにします。ゴミが一切無い状態を常につくります。毎日、ちょっとだけきれいにすることを積み重ねます。スタッフに強制してやってもらっているのではなく、スタッフ自身の判断で、とことんきれいにしてもらっています」

施設の中が常に清潔であるということが、実際に施設を利用する宿泊客に「この施設を汚くすることが出来ない!」という気持ちに自然にさせるのではないかと感じました。

シェアハウスというかたち

ゲストハウスとして開業した月うさぎですが、今年の夏からシェアハウスとしても一部施設を利用できるようにしています。シェアハウスを8月から実際に利用されている増田健人さん(静岡県出身)の話です。

「ゲストハウスは、これまで利用したことがあるのですが、シェアハウスは今回がはじめてです。月うさぎは設備がしっかりしていますね。いい人が集まっていると思います。月うさぎは、外から見るとプライベート空間がないように思えるかもしれませんが、実際には、プライベートは確保できています」

月うさぎがゲストハウスとシェアハウスの両方の機能を備えることにより、月うさぎにおいて「旅行者と生活者の交流」という新しい交流が生まれる!のではないかと思います。

地域の中で・・・

月うさぎは、森さんの前任者の時に、今年の3月10日に行われた地域の人と人とのつながりを作る「だいごキャンドル」というイベントの準備のための「紙コップ設置場所」(紙コップにみんなの想いや願いなどを書く)として全面的に協力しました。また、地域との関係において、森さんは騒音やゴミ出しの問題で近隣の方々とトラブルをおこさないように細心の注意を払っています。

最後にこれから月うさぎが力を入れていくことについて、森さんにうかがいました。「コミュニケーションですね。地域とのつながりということで言えば、月うさぎで『英会話教室』のようなものをやりたいと思っています。」

今年の4月に醍醐の石田に来たばかりの森さん、「醍醐のことはまだよくわからないのですが、この近くで好きなところは、山科川とMOMOテラスです。」今後、月うさぎがゲストハウス&シェアハウスとして、施設内でどのような交流を行っていくのか、そして、地域とどのようなコミュニケーションをはかっていくのか、注目していきたいと思います。

京都月うさぎ 

京都市伏見区石田森東町4番地(地下鉄石田駅から徒歩1分)

TEL&FAX 075-606-1018  

9:00~22:00 

チェックイン 15:00~ チェックアウト ~11:00


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